Chapter 1
基本情報
本章では、「kintone連携」の基本情報について説明します。
1.1.機能概要
「kintone連携」では、次のような機能を搭載しています。
- 本書に掲載されているkintoneの画面や操作方法は、kintoneのバージョンアップなどにより変更になる可能性があります。
- 「kintone連携」を使用する場合は、次の内容を確認してください。
- 専用のプラグインを使用します。そのため、プラグインが動作しない環境では使用できません。
- kintoneの表示言語は、日本語のみ対応しています。
- kintoneのゲストユーザーが「kintone連携」に関する機能を使用することはできません。
SKYPCEに登録済みのデータでkintoneアプリの項目を一括で登録・更新
SKYPCEに登録されている人物の情報と人物に紐づく会社の情報などをkintoneアプリのフィールドに表示するデータとして活用できます。SKYPCEで登録済みのデータをkintoneで再入力する手間もなく、手入力によるミスを防げます。 また、登録や更新の対象は検索条件を指定できるので、必要な項目のみを手早く登録・更新できます。
複数パターンのkintoneアプリ構成に対応
複数のkintoneアプリ構成のパターンに対応しています。 アプリ構成のパターンごとに関連付ける項目を変えることができるのでアプリの用途に合わせた情報を表示できます。 対応するアプリの構成は、次のとおりです。
1アプリ構成(会社と人物が1対1)
連携の対象となるkintoneアプリは1種類です。対象となるkintoneアプリのフィールドにSKYPCEに登録されている名刺情報(人物)や会社情報などを関連付ける構成です。1つの会社情報につき人物1名がアプリに表示されます。
1アプリ構成(会社と人物が1対多)
連携の対象となるkintoneアプリは1種類です。対象となるkintoneアプリのフィールドにSKYPCEに登録されている名刺情報(人物)や会社情報などを関連付ける構成です。同一の会社情報と紐づいているすべての人物がテーブルフィールド形式でアプリに表示されます。
2アプリ構成(会社 / 人物を管理するアプリが別)
連携の対象となるkintoneアプリは2種類です。SKYPCEに登録されている会社情報と名刺情報(人物)などをそれぞれ別のkintoneアプリのフィールドに関連付ける構成です。
3アプリ構成(会社 / 支社 / 人物を管理するアプリが別)
連携の対象となるkintoneアプリは3種類です。SKYPCEに登録されている会社情報、名刺情報(部署名)、名刺情報(人物)などをそれぞれ別のkintoneアプリのフィールドに関連付ける構成です。